Co2対策

巨大な葉を持ち、C4植物(C4型光合成を行なう植物)である桐は、あらゆる樹木の10倍のCo2を大気から吸収します。「1,000本の桐」は「その他樹木10,000本」のCo2削減に匹敵するほどです。そして1本の桐で、約60人分の酸素を供給することが可能とされています。
温暖化対策

桐の植林は、温室効果ガスを減らしてCo2対策・温暖化対策になります。
広葉樹として地表に届く日光を葉が遮り、地表温度を下げます。そして、地中深い水脈より水を汲み上げ、光合成を行う過程で気化熱を奪い、大気温度を1℃低下させてくれます。冬は樹木が地域の風速を緩めることで、1℃気温を上昇させます。
生物多様性の保全

広葉樹である桐は、さまざまな昆虫、鳥、小動物守護者となります。桐を植えることで、現在の環境下での豊かな食物連鎖の構築や自然整備が可能となり、人の生活と地球環境にもつながる生物多様性の保全に貢献してくれます。
地域環境整備

桐の植林にはメリットが多くあります。例えば、過疎化とともに荒廃した地域の耕作放棄地に桐を植林することで、桐が雑草の成長を止めて生えにくくなります。背の高い雑草がなくなる事で、害獣の隠れる場所が無くなり、人と動物との棲み分けを明確にします。さらに、わずか十数本の桐を植えただけでも、ラベンダー色の美しい花が咲き、一帯がバニラの香りに包まれます。ゴールデンウイーク前後の約1ヵ月を、多くの行楽客が車を止めて満開の桐の花を楽しむことができます。そして地域環境の整備だけでなく木材としても高価な桐は、財政的にも過疎地を救います。
林業の経営を支える

桐は収穫伐採まで10年の月日ですみます。
60~70年が必要となる杉・ヒノキは、植林後、孫の代で漸く伐採が可能になるような月日です。そのようなスパンでは経営という言葉はあてはまりません。比べて桐は自分で植えた苗木を複数回・自伐収穫することが可能になります。さらに材価がより高く、伐採しても切株から自動再生するので再植林も不要です。質量が軽いので取り扱いの安全性も高く、機材の負荷が少ないため大型機械でなくとも通用します。
ポートフォリオの視点からも、日本の株式が37年ぶりに更新されましたが、世界の広葉樹の需要はその間に50倍に拡大しました。株式は値下がりする事もありますが、広葉樹・桐の需要はその間にも成長し続けます。この先、更に市場の成長が見込まれています。中小林業家にとって、10倍の成長率は10倍の耕作面積に匹敵し、高額な材価と社会の求めが経営の未来を支えます。
養蜂

桐は農薬、特に除草剤を嫌います。
桐の花は、美しいだけでなく「エディブル・フラワー」でもあります。 また桐から採取されるハチミツは、色が薄く・香りが良い・軽やかな最高級蜂蜜(オーガニック・ハチミツ)として、1ヘクタールあたり100kgが採取されます。 桐の蜂蜜は薬効として呼吸器系の治療に使われ、消化器全般の改善にも使われます。
そして、桐材で作られた巣箱は優れた断熱性から蜂の越冬に最適です。通常巣箱は25mm以上の板厚が必要となり、蜜花を求めて移動する際、非常に重く大変な労力を伴います。桐材であれば1/2~1/3の質量で作ることができ、加えて優れた抗菌性によって蜜蜂を保護します。
雇用創出

なぜ過疎化が起きるのか。
大きな理由として「田舎で生計を立てるのが難しい」というものがあります。狭い耕作面積と非効率な地形などで採算に見合う収入が得ることができず、加えて害獣による食害で収穫さえ覚束ないのが現状です。
桐を植えることで生計、ひいては雇用の問題を解消することができます。生産組合を作って共同で管理することで、誰ひとり取り残さない共同体を目指します。また、収穫した桐材は原木で出荷せず、加工製品として出荷することで、更に数十倍の付加価値が生まれます。新しいアイデアや知識を持って若い世代が入植する余地が生まれます。
しかし過疎地では、ほとんどの住民が高齢者層です。自治体による指導・サポートが必要になります。逆に、自治体による協力さえ得られれば、過疎地の可能性は広がっていくのではないでしょうか。
Incentive

日本では昔、娘が誕生すると町から桐の苗木が送られました。その娘が嫁に出るときに、成長した桐をタンス(嫁入り道具)にしたそうです。当時の古い日本家屋には、クローゼットはおろか押し入れもなく、タンスは嫁入り道具として欠かせないものでした。また、現代のアカデミー賞では、受賞者はオスカー像と「The baskets of Green gifts」を貰います。桐川上(Paulownia Kawakamii)の目録では「世界に変化をもたらすことができるシンプルでありながら重要な方法のいくつかに接続する」という招待状とともに提供されています。
現在、地球温暖化防止は危急の課題であり、あらゆる場所に桐を植えることは重要なミッションであるだけでなく、私たちの心と生活を豊かにします。「桐を植えることから、地球温暖化防止を支援する」そんな気持ちで活動を行っています。